A.I

ケータイ短歌の現場より(12) ケータイから見る短歌コミュニティ...2ちゃんねる、mixi、itokioの比較

A.I

前回のA.Iの連載の記事で、ケータイから参照できる大きなコミュニティ、「2ちゃんねる(http://www.2ch.net/)」「mixi(http://mixi.jp/)」「itokio(http://itokio.com/)」というサイトを紹介しました*1。サイトの大きさや、性質によって、集まる短歌の…

ケータイ短歌の現場より(11) ケータイから見る短歌コミュニティ...2ちゃんねる、mixi、itokioの比較

A.I

パソコンをもっていなくても、ケータイからインターネットが見られる。便利な世の中になりました。いわゆる「ケータイ歌人」と呼ばれる世代は、このサービスの恩恵をうけた第一世代と重なります。もちろんパソコンに比べると画面は小さくて、機能もだいぶ制…

ケータイ短歌の現場より(10) 歌クテルのオフライン活動と「ウタちゃん」のナゾ

A.I

「歌クテル」世代の短歌活動を紹介する「ケータイ短歌の現場より」、連載を再開します。 「ケータイ短歌」に関わる我々は、その名の通り「ケータイを使って活動をしている」います。主にメールやケータイネット(iモードサイトやEZWeb等)を使用して作品をつ…

短歌日記(歌クテル活動再開によせて)

A.I

嫁にいくことにした。 まるでひとごとのようだが、どうやらひとごとではないらしい。 転勤族の旦那に連れられて、岩手県へ。奥州藤原の里やら奥の細道やら遠野やら啄木の聖地やらイーハトーブやらあり、文学的にもなかなかに深い土地である。 在任は3〜5年…

短歌同人誌『歌クテル』3号発売!

目に見えないものを ゆらぎ、たゆたい、消えてゆくものを 感情や言葉のやさしさを 太陽のような活動的なひかりを 月のような内省的なひかりを 57577の器にとじこめ、 あなたに、 届けるために 短歌同人誌『歌クテル』の3号が完成しました。

パーティーの準備♪

A.I

2007年5月25日、短歌同人誌『歌クテル』3号が発売になります! この「歌ってる?」の母体である「歌クテル」では、1年に1冊のペースで同人誌を発行しています。もともとモバイル短歌の出詠やケータイサイト運営から活動が始まって、現在、会員20人超。…

ケータイ短歌の現場より(9) ブログ歌人・ネット歌人・ケータイ歌人

A.I

前回の「歌ってる?」のとき(id:betsuuta:20070324)、ヘロヘロでしたね(笑)。読み返したら散々でした。と、いうわけで、今回は前回の捕捉。もう少し掘り下げて考察していこうと思います。 元々、「歌クテル」は「ケータイで短歌を楽しむ」をコンセプトに発…

ケータイ短歌の現場より(8) 題詠マラソンとブログ歌人

A.I

題詠マラソン2007が開催されています。「題詠マラソン」とは、100の題を詠み込んで*1、題を出された順番どおり、1年間で100首の短歌を詠みぬくイベント。親となる開催ブログに題が提示され、参加者はその記事にトラックバックをしていきます。 うちのメンバ…

へろへろ〜してました・・・

「歌ってる?」一週間、オトしてしまいました。えいぷさん他みなさまごめんなさい〜。 皆様も風邪にはお気をつけくださいね。

ケータイ短歌の現場より(7) 歌集喫茶うたたね

A.I

2007年2月19日(月)〜24日(土)、ケータイ短歌のラジオ出演等で若い世代に人気の女性歌人、天野慶さんが、「歌集喫茶うたたね」第2回を主催されます。 id:utakuteru:20070224でも書きましたが、わたしたちも「歌集喫茶うたたねduet with…

ケータイ短歌の現場より(6) 『短歌ヴァーサス』と「歌葉新人賞」

A.I

短歌ヴァーサス (No.010(2006))出版社/メーカー: 風媒社発売日: 2006/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る笹井宏之さん、第4回歌葉新人賞受賞おめでとうございます! といっても、賞の発表自体は一昨年の話ですので、タイムラグがあるので…

ケータイ短歌の現場より(5) うたう☆クラブ

A.I

当「ケータイ短歌の現場より」は、ケータイと短歌のかかわり・ケータイから投稿できる短歌サイトを紹介しているシリーズです。今回とりあげるのは、短歌研究社が行っている「うたう☆クラブ(http://www.mmjp.or.jp/TANKAKENKYU/clubutau.html)」という試み…

ケータイ短歌の現場より(4) ケータイ小説とケータイ短歌のエンドユーザー

A.I

近頃書店のベストセラーに、「ケータイ小説」というジャンルが進出してまいりました。 横書きの、改行の多い平易な文体。読者層は中高生と、他のジャンルの小説と比較して圧倒的に若く、なんとその著者も、読者と同年代の10代の若者であることが特徴です。 …

ケータイ短歌の現場より(3) ツールから見るケータイ短歌の世代論

A.I

携帯電話のナンバーポータビリティ制度が、連日のニュースを賑わせています。ひとり1台は持っているのがあたりまえであると言われているケータイ電話。今日は、その、道具としてのケータイから「ケータイ短歌」を見てみたいと思います。 ケータイ短歌同人誌…

短歌日記:青春ロードムウビィ

A.I

2006年9月24日(日)、南房総へハイキングに行って参りました。遊びに、というより、修行?短歌修行の巡礼の旅のようです(笑)。目的地は鋸山日本寺。天候は快晴。メンバーは、A.I、長岡秋生、鳴宮玉環、蓮、の4名。風そよぐ鋸山に立ちおれば低き山々秋の静…

ケータイ短歌の現場より(2) テノヒラタンカ

A.I

■「テノヒラタンカ」は、短歌、イラスト、音とフラッシュ動画による新しい歌の表現を求めて作られたコラボレーションユニットです。■手のひらの携帯電話や歌集、PCなどへと発進される、小さいけれど広がりのある短歌ということから「テノヒラタンカ」と名づ…

ケータイ短歌の現場より(1) 土曜の夜はケータイ短歌

A.I

ケータイで短歌を詠む若者たちがいます。 私たちのやっている同人誌「歌クテル」も、出発はケータイでした。57577の文字数や、「つながってる」感じ。メール入力との親和性。空間を切り取る写メールのような「短歌」。ケータイと短歌は相性がいいんだと…