songseed

またまた行ってきましたよ、うたたね。
期間中にやたらと休めたのは奇跡です!(若干おすぴー、いや、たっち風に)
…その分、後が正直しんどいわけですが…。

たっぷりどっぷり短歌に酔って、その後は短歌話に酔って…。
いやー、短歌って本当にいいものですね!(若干水野春郎風に)
多分、期間中に一番歌集を読んだのは私でしょう。*1背丈が0.03センチくらいは伸びたかな(当社比)。

どーでもいいけど、自分の高校の現国の先生の話(当時新人の女性)で記憶にあるのは、やっぱり士郎正宗の話くらいだな…。*2短歌の話はなかったなあ…。95%くらい寝てた気がするけどね(笑)

今日酔わせてもらった歌集は以下の本です (()内はルビ。isbnがないのは出版社と出版年。順番は読んだ順っす。今はisbnがある本もありますが、レアな本を読んだってことで。)。

向井ちはる『OVER DRIVE
何もかも朝の未来はハードさだけど夜の過去には愛されていた

OVER DRIVE (詩歌句双書)

OVER DRIVE (詩歌句双書)


荻原裕幸『青年霊歌-アドレッセンス・スピリッツ』書肆季節社,1988.
愛想無き人ばかりゐるゼブラゾーン縞馬たちを解き放たうよ

梅内美華子『若月祭(みかづきさい)』雁書館,1999.
乳房当たらぬように抜け来し雑踏の振り返りたれば秋のまたたき

笹公人『念力家族』宝珍,2003.
中央線に揺られる少女の精神外傷(トラウマ)をバターのように溶かせ夕焼け

永井陽子『ふしぎな楽器』
月光はねむり入るきはにわたくしの関節をすべてはづしてしまふ
ふしぎな楽器―永井陽子歌集 (双書-現代女流短歌 (4))

ふしぎな楽器―永井陽子歌集 (双書-現代女流短歌 (4))


佐藤真由美『プライベート』
朝顔のように誰かが巻きついてきたので「おはよう」と言いました
プライベート (集英社文庫)

プライベート (集英社文庫)


石川美南『砂の降る教室』
空つぽの水筒持ちてみづうみに沈める羊雲盗りに行く
砂の降る教室―石川美南歌集

砂の降る教室―石川美南歌集



追記:明日の「とりかえっこ短歌カード」イベントにはどおしても参加できないので、代理の誰かに参加してもらうつもりだったんですが、できませぬ…。
私にカードあげたいという奇特な方がいらっしゃたら、係の人(?)に言ってみてください。折り返し、カード差し上げまする。

*1:14.5冊、かな。.5はつっこまないように。

*2:今回のタイトルのもとネタの一部でもあるわけですけども。