ドット絵の向こう側
最近、FINAL FANTASY5 ADVANCE が凄くマイブーム。
懐かしくて懐かしくてたまりません。
FFシリーズの中ではかなりやりこんだゲームだったなー、と小さい画面を見ながらしんみり。
幼い頃からゲームは大好きだった筈なのですが、
気がつけば昔ほどゲームにのめり込めなくなっている自分が居ました。
TVに映る画面は美麗な色彩に彩られ、
ステレオから溢れる音楽も臨場感たっぷりで、何もかも昔とは比べものにならない位レベルアップしているのに。
…違うんですよね。
ゲームに求めるモノは美しさやリアリティだけじゃない。*1
ワクワクしたり、ドキドキする気持ちなんですよね。
確かに、飛躍的に技術は進歩して信じられない程にリアルな情景を画面上で見られるようにはなったけれど、
ドットで描かれた世界だったからこそ、見えていたモノも確かに有った筈。
笑っているのか泣いているのかすら分からない、小さなドット絵で描かれたキャラクターだったからこそ、*2
自分で想像を膨らまして楽しんだり出来た部分も有ったんじゃないかなー…なんてちょっと思ってみたりなんかして。
あ、今の綺麗な画面や美麗な音楽も大好きですよ。
でも…これ以上ゲームが進歩したらどうなるんだろうなぁ。ちょっと想像つかないや。
・『現実は甘くないよ』と苦笑いしてる勇者の右頬の傷
・ 冒険をまだまだ続けていたいから倒したくない悪の根元
・『おきのどく ですが…』と簡素な一言で消えてしまった旅の思い出