桜とお茶会
今回は日記(?)を2つ。両方とも旬(?)な話題なので、とっておくのももったいないので。
…あとでネタが切れないか心配(笑)
さくらの唄〜桜が満開の頃に
『TV Bros.』を10年以上買い続けている小春川英夫です。岡田斗司夫さんのコラムが好きでした。この雑誌、たまーに枡野浩一さんが河井克夫さんつながりで登場したりするのですがそれはさておき。
3月31号のマンガ紹介のコラムで『さくらの唄』が「多感な時代に読んだら確実に人生変わる傑作」と取り上げられていたのですよ。
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読みましたよ、多感な時代に。
学ランでドキドキしながら札幌の大通駅近くの旭屋書店で3巻買ったなぁ…。
そして人生変わった結果…。
まあ、とりあえずそんなに不満はないので無問題です。
ああ、でも影響大きいよなー、自分の短歌にも出てるよなー、と思ったりした、東京では桜満開の3月末でした。
そんなわけで(どんなわけだ)『現代短歌の鑑賞101』より桜(さくら・サクラ)の出てくる歌をいくつか。*1
…やっぱりけっこうありますね。
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うすずみのゆめの中なるさくら花あるいはうつつよりも匂ふを/齋藤史
すさまじくひと木の桜ふぶくゆゑ身はひえびえとなりて立ちをり/岡野弘彦
さくらばな陽に泡立つを目守(まも)りゐるこの冥き遊星に人と生れて/山中智恵子
さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音ひびくなり/馬場あき子
今生の納めのさくら観る人もあるべしおのれと誰か思はむ/蒔田さくら子
抱(いだ)かれてこの世の初めに見たる白 花極まりし桜なりしか/稲葉京子
咲き満つる桜の花を保(も)たせんと東京は甕(かめ)の底冷えつづく/奥村晃作
夜ざくらを見つつ思ほゆ人の世に暗くただ一つある<非常口>/高野公彦
歩きつつふりかえりつつ見る桜こうしてみれば他人の桜/沖ななも
夕闇の桜花の記憶と重なりてはじめて聴きし日の君が血のおと/河野裕子
風狂ふ桜の森にさくら無く花の眠りのしづかなる秋/水原紫苑
乳ふさをろくでもなしにふふませて桜終はらす雨を見てゐる/辰巳泰子
お茶会に迷い込む
13日の金曜日の終わった頃、前回の記事(id:betsuuta:20070414)をアップしてから、「題詠blogでもチェックしておくかぁ」などと題詠blog2007会場(http://blog.goo.ne.jp/daieiblog2007/)に赴いたところ、お茶会のお知らせを発見!
これは参加してみるべ、ということで017:玉ねぎの歌で参加させてもらいました(私のブログのこちらです)。
玉ねぎが目にしみる夕方のテレビからあふれてくる愛と嘘/小春川英夫
畏れを知らない小春川は、いきなり五十嵐きよみさんの歌にコメントしてしまいましたよ。その後、自分の歌に五十嵐きよみさんにコメントをもらい、「やっぱりプロは違うなぁ、頭の中を見透かされているようだ」などと感心してしまいました。他の方からのコメントもとても参考になりました。
参加歌も7首と多くなかったので、全歌コメントさせてもらいましたが、やや的外れなコメントもしてしまったなぁ、とちょっと反省。他の人の歌にコメントするのって、モバ短でもたまにしてるけど、けっこう難しいなぁ、とあらためて感じましたよ。
歌は詠まれた瞬間から詠み手から離れていくのだなぁ…。
またお茶会があったら迷い込もうと思っている小春川英夫でした。
飲み会もね。
*1:順番は掲載順、()内はルビです。