柳澤真実と梳田とケロロ軍曹


*遠くから手を振ったんだ笑ったんだ 涙に色が無くてよかった -柳澤真実-

 いきなり呪文を喰らわしてしまってスマン。梳田は、この呪文が大好きなのである。出会いはワタシがまだ梳田碧になる前の事、単なるワタシであった頃の話。迂濶にも大失恋をこいてしまったワタシは、この呪文を前にして涙がポロリ、短歌すげぇ〜ってな訳である。感化されやすいワタシは早速、短歌を作り始めたのである。が、しかし短歌の世界は予想以上に超マイナー。何処で短歌と出会えば良いのやら途方に暮れる毎日。…が、有るじゃないですかGoogleが。早速Googleで検索しまくり。あるある、有るじゃありませんか短歌。片っ端から見まくりました。暇さへあれば電脳短歌の海をさまよう日々。で、必然的に出会ったのが次のような呪文である。

*体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ -穂村弘-

 迂濶にもこの呪文を唱えてしまったワタシ。唱えてしまったワタシ。唱えてしまったワタシ。…ワタシ。…ワタシ…。
はっ…ワタシは…ワタシは…ワタシは梳田碧だあぁ〜っ!!! ありがちな事では有るがこの呪文によってワタシはついに梳田碧に改造されてしまったのである。そして人は戦いの短歌の渦へ…


てな訳で続きは、また次回。
次回は『梳田vs歌人(アララギ残党軍との死闘)』
ズド〜ンとこれ1本ってことで。ゲロゲェ〜ロォッ!

おまけの呪文

*好きな人いたんだ そっか 気づかずに回送のバスに手を上げていた -柳澤真実- ケロッ〜☆

… 梳田はこの時既に、太陽系方面軍司令付きペコポン侵略大隊特殊強行偵察中隊第2小隊長に就任していたのである。 トホホ…